離婚後の面会交流について

子どものある夫婦が離婚する際に、養育費や子どもとの面会交流について合意していても、実際に離婚した後ではさまざまな問題が起きることが少なくありません。

その代表的なものが父子の面会交流です。
親権者であり監護者である母親が、我が子と父親の面会交流を制限しようとする理由として以下の4つが考えられます。
①父親が養育費を払わない
②自分が再婚するから
③不倫をした父親に子を会わせたくない
④子どもが父親を嫌っているから

まず養育費の問題ですが、父親の養育費の不払いと子どもとの面会交流は別の問題となります。感情的には理解できるのですが、養育費の不払いを理由に面会交流に制限をかける
ことはできません。
むしろ、父親と子どもとの面会交流がスムーズに行われている場合には、養育費の未払いや不払いが起こりにくいのが現実です。

次に母親の再婚問題ですが、母親が再婚しても子どもと元夫との父子関係は変わることはありません。しかし、子どもが新しい家庭に馴染み、面会交流を認めるとかえって子どもの心の成長に好ましくない影響が考えられる場合には制限が認められることがあります。

父親の不倫が原因で離婚に至った場合ですが、夫婦間の問題と親子間の問題は別のものとして考えられます。
夫婦が感情的に対立し、憎み合うのは致し方ないことですが、そのために子どもを巻き込んでしまうことは、子どもにとって不幸なことです。
何が子どもの成長にとって大切なことなのか…。父母は冷静に考えなくてはなりません。

養育費の不払い

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